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笑うしかないような、痛い裁判&判決ニュースがたくさん目に付いたので2つ取り上げてみたいと思います。

まずはいつものように、愉快な公務員プレゼンツのニュースを。

[「君が代」判決]「『思想・良心』の侵害はなかった」
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20070227ig90.htm

卒業シーズンてこともありまして、何を考えてるのかわかりませんが、歌いたくない、弾きたくない、立ちたくないシンドロームってやつです。このニュースを聞くたびに「はいはい、心意気大事だねー」って感じがします。脳内で成人の日と激しくリンクしてます。この判決が最高裁で出たので、各地で発生してる「卒業式の成人の日」事件がひと段落着いたように思います。

ちなみに裁判では判例といいまして、同じような事件を取り扱う際に、判断基準として過去の裁判の例を使うことがよくあります。通常は文書として記載されている成文法が基本になるんですが、これと同様に過去の判決が、文字になっていない不文法、判例法として極めて拘束力のあるものとなります。それが最高裁が下したものならなおさらです。その他に習慣法とかもあります。

ということで、各地で同じような裁判が繰り広げられているという情報もありますので、ちょっとアレな教師のみなさんご苦労様ですと。

この事件を一面で取り上げているのが、マイホームニュースペーパー産経。「この判決は極めて常識的な判断」「最高裁の判断は当たり前だ」と非常にわかりやすい文章。ご丁寧に判決は五人で行われて、四人はその「当たり前」の判断で一致したんだけど、一人藤田宙靖裁判官は反対意見だったと記載してる。産経は「次の衆議院選挙の時には藤田宙靖裁判官に×をつけよう」と言ってるようなもんだな。藤田裁判官の反対理由としては「『思想および良心』とは正確にどのような内容であるかについてはさらに詳細な検討を加える必要がある」と仰られています。五人中五人が意見まとまるのもいろいろマズイと思うんで、ここは藤田裁判官の懸命な判断においらは賞賛を送りたい。

ちなみに藤田宙靖裁判官のHP
http://www.law.tohoku.ac.jp/~fujita/

じゃ、次ね。

これは目も当てられないぐらい痛いよ。初めから最後まで痛いです。

“悪魔の命令で5人轢いて殺傷した男に、無罪判決” 「『無罪』に血の気が引いた…」 遺族ら、強い憤りと涙
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200702280036.html

出ました地裁の珍判決。悪魔に操られて人を殺す? あるあるあるwwwwwwって、ねーよ。ホセ・マヌエル・トーレス・ヤギ被告を思い出したわ。無期じゃなくて無罪は誤字じゃないかと思ったよ。ちょっとこの裁判官は出てこいやと言いたくなる判決ですね。いやー、悪魔が心にいるなら、その悪魔ごと葬ってもらうしかないですね。このまま世間に出てきても、死にたくてまた人殺すんじゃないの? ほんとこの裁判官は…。弾劾裁判キボンヌ。

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