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平成18年に刑法が改正施行されて、万引きって結構重い犯罪になっているようです。日常茶飯事のような犯罪ですけど、軽々しくやってしまったらとんでもないことになるようです。実際万引き犯に言い渡された、判例は以下のようです。
【ケース1】島根発:スーパーでおにぎり1個(105円)を万引きした男性記者(49歳)に、罰金20万円の略式命令。
【ケース2】神奈川発:コンビニでサプリメント(約3600円相当)を万引きしたとして会社役員(59歳)に、罰金30万円の略式命令。
詳しくはこちら
↓
「万引き」イコール「罰金刑」(all about)
http://allabout.co.jp/family/bohan/closeup/CU20070507A/index2.htm
ヘビーです。おにぎり1個盗んで20万円。国ぼろもうけですね。ただ捕まっても実際に立件いようとしない人も多いんじゃなかろうか。話では立件したところで、調書作成のために4時間も警察署にいなければならないとか、過去にさかのぼって盗品の賠償が出来ないとか、盗まれた方にあんまりメリットがないらしいです。基本的に自力救済といわれる方法なのですが、それは法律で禁止されています。自力救済が何故禁止されているかというと、取り調べる側がエスカレートしてしまうことを防止することが目的のようです。かといって、日本の警察に任せても同じようなことにしかならないようにも思う今日この頃です。
選挙違反で有罪の南丹前市長、「違法取り調べ」と国賠提訴(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071010i515.htm
取り調べ中「踏み字」強要で在宅起訴(日刊スポーツ)
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070919-258504.html
男性の無罪確定 冤罪で服役 捜査経緯は触れず(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007101102055512.html
ただ、お国は違えどやっぱアレな人が自力救済しようとして、7億円の賠償金を要求されています。
泥棒の濡れ衣で服脱がされ検査、被害者に賠償金7億円余(CNN)
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200710070016.html
Opie & Anthony - Louise Ogborn McDonalds Security Tape
本当に酷い事件だ。バカが調子にのるとこうなるわけで、日本では自力救済は禁止されています。
実際裁判になるといろいろめんどくさいので、捕まえても盗んだ分だけ支払わせて通報しなかったり、警察も仕事が増えるもんで、お咎めなしみたいに処理することが多いようです。万引きでも様々な境界線があってそのすべてをクリアして、捕まえないと、裁判で負けて、民事で名誉毀損で逆に訴えられる事例もあるそうです。怖い怖い。お店も人件費を極限まで削ってるもんで、気づけばやられてたってのがほとんどですが…。