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日本漫画界のドスグロジャンクファンタジー『ドロヘドロ 9巻』が発売になりました。ミステリーありアクションあり魔法あり、適度なグロありで、マニア心をくすぐる作品です。
カイマンと呼ばれる、トカゲ頭に変えられた主人公の過去を探る物語なんですが、そこに魔法使いの殺し屋や、魔法使いギャングのドンや、魔法を使えない魔法使いの住人たちの目的と日常が複雑に絡み合ってます。絵はゴチャゴチャで、第一印象は多分『汚い』と感じるはずです。キレイな場面なんてありません。どこか常に汚いです。線が汚いってのもあるんですが、登場人物の着ている服が常に汚れていて貧相。どのバックもゴミやシミでいっぱい。かなりアナーキーです。このアナーキーさは柔らかい所を抜いてSFの要素を足せば、海外では好評の『BLAME』もうすぐ2巻が発売される『バイオメガ』の二瓶勉の世界観に近いものがあります。
ちょっとマニアな漫画をお探しの方には『ドロヘドロ』。是非一度読んで欲しい漫画です。この9巻では遂に物語が佳境に入った感じがあります。もうすぐ発売の『バイオメガ』2巻もちょっとおすすめです。
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